Little Darling

2003年 お正月
今年もお節料理とお雑煮で新年を迎えました。

豆は 30日の夜から仕込み、31日にことこと煮あげました。
今年も南部の鉄鍋が活躍し、真っ黒でふっくらとしたつややかな豆が出来上がりました。
例年、一緒に炊き合わせる勝栗は 今年は別に甘く煮、色が黒くならずきれいです。
その他、メインは はまちやぶりの照り焼きに代えて、初めて使った銀だらの照り焼き。
酢だこ、数の子、大根なます、もんごう烏賊の松葉焼き、
伊達巻、紅白かまぼこ、栗きんとん、昆布巻き、海老の含め煮、そして筑前煮。
今日の朝まで旧友家族が滞在していたたので、今年は 例年より
ほんの少しだけ品数は少なく、手のこんだお料理はできませんでしたが、充実したお節になりました。
慌しく支度をしたので、酢れんこんといくらとスモークサーモンのレンコンはさみを
忘れてしまったのが、少しだけ残念でした。
今年は 3段のお重には詰めず、先日帰国が決まった友人にいただいた
これまでよりひとまわり大きいお重、2段に詰めました。
普及版のお重なので、日頃から普段使いにも使え、ピクニックのお弁当用にも
たいへん重宝しそうです。Sさん、ありがとうございました。日本に帰っても
HPを通して、そしてメールなどで連絡を取り合って行けたらうれしいと思っています。

大晦日についておいたお餅で子供達は朝食代わりに お醤油をつけ
味付け海苔を巻いて食べました。半分は青きなこで甘くしてあげると
またまたおかわり。午後からの 元日のお祝いのお雑煮にも ひとつずつ
入れてあげると これもきれいに無くなってしまっていたのでびっくり。
今年もお雑煮は 広島風に牡蠣雑煮。無くてはならない お正月の一品です。
熱燗は 広島のお酒 酔心。私の好きな賀茂鶴があれば最高でしたが、あいにく見つかりませんでした。
とっくりもぐい飲みは今年も、京都の風紋舎のものを使い、夫の盛り皿も風紋舎のものです。
元日のお料理をいただきながら、お世話になった方たちにいただいた縁の器も取り出せば
まるで たくさんの人たちに囲まれて新年を迎えた気持ちになります。
今年も人とのつながりを大切に、一期一会 暮らしていければと思います。

家長は別皿に
大黒柱の夫は 元日にはいつも別に盛り合わせて。
今年は黒豆はアンティークの小皿に。

おせち料理
今年は お雑煮は漆の器に代え、少し黄金色の焼き物を使ってみました。
柚子は友人のお父様にいただいた日本の柚子。香高く
さっと湯通しした後千切りにし 大根なますにも入れています。

お飾り餅
市販のプラスチックのものですが 鏡餅も欠かせません。

戻る